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「キツネのお面が欲しいね」
名前も知らない神社に立ち寄ることがある
参道を歩き 砂利道を歩き
参拝を済ませ 礼拝を済ませ
御神籤の自動販売機を冷やかし
ずらりと置かれたお守りを見遣り
帰り道に鳥居を見つける
一つだけの素っ気無いものではなくて
理由は知らないけれど 幾つも並んだ鳥居
神様の見舞う道 何処までも続くような
消えるまで何処までも 現れるまで何処までも
ふと向こうを見れば いつものきみが
何故か不思議な笑みを浮かべて言うんだ
キツネのお面が欲しいね
20050
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