< 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 >
「電磁線」
ある一定の距離をおいて集うものを、僕は待つ。
そこに、音はない。聞こえるものではない。
しかし、感じることが出来るものがある。
テクノクティクスなビートが流れてくる。
何も知らない人たちは、地震でも起きたのかとざわめく。
僕は何食わぬ顔をして五線譜を取り出して、
今まさに生まれようとする楽曲を盗作する。
決して、僕だけが得られる特権ではない。
それに誰も気づいていないわけがない。
ただ僕の場合はそれが、楽曲であるというだけのこと。
20051217
Copyright(c) Kazui Yuuki all rights reserved.
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||