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「CAGE」

幾つもの異なる思いを抱えて僕らはやってきた。
等しき思いを叶えるために、等しき想いを奏でるために。
我等は集う、等しき行いの名の下に、
我等は集う、例えその後に拘束しか待つものがなかろうとも。
僕らはそうしてこれまでも生きてきた。
そしてこれからも生きていくだろう。
生きるということはすなわち生に囚われるということ。
死に臨み行き続ける者たちへ、賛歌を与えに、
我等は集う、この閉鎖しかもたらさない籠の中へ。

20051203


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