< 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 >
「木漏れ日の下で」
ああ、良い木漏れ日だね、ここは。
けれど、
そうやって、のほほんと過ごしていていいのかい?
ここは下界ではないんだよ?
確かにここは、前にいた世界とは全く違う。
こんなに快適で、気楽で、嫌なことなんて何にもない、
そんな世界に今、僕らはいるんだ。
忘れちゃいけない、必ず、
この世界から帰らなければならない日がやってくる。
下の世界へ帰る日がくるのだということを、忘れちゃいけない。
そうでなければ、きっと、きみは、
昔よりも、もっと、もっと、
苦痛を感じるようになってしまうのだから。
20050828
Copyright(c) Kazui Yuuki all rights reserved.
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||