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「キセキ」

僕がこの世に存在するくらいに
きみがこの世に存在することは
たったそれだけで幾つもの幾つもの
奇跡が折り重なって成り立つことなんだ
だから
僕がきみを好きだということくらいに
きみが僕を好きだと言うことは
たったそれだけで幾つもの幾つもの
奇跡が折り重なって成り立ったことなんだ
それが　たとえ
当たり前のように繰り返されることでも
僕たちはそれを忘れてはいけないのかもしれない

20040625

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