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「浮かんだり沈んだり」

何かと人の言うことで
浮いたり沈んだりを繰り返す
そんな僕は 他人に
影響を受けやすいのだろうか
けれども 一方では
僕のような人間は そうそう
いないだろうなあと 自己憐憫
それは誉れなのか蔑みなのか
どっちともとれる どっちともとれず
誰もが僕を否定している そんな
世界を敵に回しているような妄想はなし
そんな曖昧さこそが 自分らしさかと
その仮初めの結論に 一番 落胆
水の中で浮いたり沈んだりする
そんな 有り得ない泡のような
僕の気持ち

20040622


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