< 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 >
「光の差す道へ」
光の指す方角へ
光の導く先へ
僕はそちらに行くのが正しいのだと
信じて疑わなかったのだ それまで
ここが何処なのか
そこは何処へ通じているのか
誰も僕に教えてくれなかったというのに
どうして僕は信じることしか出来なかったのか
今ならそれが分かる
僕はまだ幼かったのだ
だから 僕は信じることしか出来なかった
僕は誰かを疑うことを知らなかった
僕は信じることしか知らなかった
それは絶望的なまでに幸せなことだったのだと
光を見つめながら僕は
涙を流しながら悟ったのだ
20040509
Copyright(c) Kazui Yuuki all rights reserved.
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||